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古宇利大橋

古宇利大橋は、沖縄県の古宇利島と我地島を結ぶ橋梁であり、路線は県道に指定されています。この橋は離島の行き来を円滑にするために架けられた経緯がありますが、風光明媚な景観が特徴のために、観光名所としても親しまれています。周囲には高い建物や山もないために、橋上からは360度の大パノラマが広がるのが特徴です。

古宇利大橋からの眺めが素晴らしいのは、上路式で構築されているためです。プレストレストコンクリートが構造材として使われ、箱桁とラーメン構造の桁によって構成されています。橋の全長は約2000メートルとなり、一等橋に分類されています。最大支間長は80メートルとなりますから、多くのスパンによって構成されています。桁下空間となるクリアランスは約15メートルの高さがあり、下から見上げると意外に高く感じられます。

古宇利大橋の通路部については、2車線の車道が設けられ、片側には3メートルの幅がある歩道も併設されています。歩道があるおかげで、安全な形で海の景色を一望できます。徒歩で渡るためにはかなりの時間が必要になりますが、絶景を見ながらであれば、疲れや時間の経過も忘れてしまいます。橋上から感じられる海風は大変に心地よいもので、青々とした海の景色を見れば、目の保養にもなります。

古宇利大橋は平坦な構造ではなく、アプローチ部分からの急坂があるのも特徴です。この坂道を上がるのは大変ですが、橋の中央部にたどり着けば、道は平坦になってきます。徒歩で渡るのもおすすめですが、自転車で通過する場合には違った爽快感も味わえます。

両側の橋詰に親柱があるのは他の橋と同様ですが、古宇利大橋の場合には個性的なデザインとなっています。親柱は女柱と男柱が対になって設計されて、それぞれに違った造形となっています。親柱の手前はバルコニーのような広場となっていますから、記念撮影をするためにも最適です。夜には照明によってライトアップされて、幻想的な風景が広がります。夜景を散策するために訪問すれば、昼間とは全く違った風景に驚かされるはずです。

この橋の構造はPC桁橋ですが、コンクリート橋にありがちな冷たい印象はありません。親柱がモニュメントになり、橋上は海景色と見事に調和した空間です。クリアランスの高さにしても、径間数のバランスも絶妙です。実用的でありながらも、景観にも配慮された設計が特徴となり、沖縄県を代表する観光スポットとしても定着しています。

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